出産について
分娩方法(LDRルーム)
分娩方法
京都田辺中央病院では、お母さん自身の産み出す力を尊重し、基本的には分娩台の上で出産を行ないます。また、いずれの場合も、お父さん立ち会いの分娩が可能です。優しく支えてもらって陣痛を乗り越えたという思いは、夫婦の絆を強めるでしょう。立会い出産はお母さんにとっても安心できますし、お父さんも子供の誕生の感動を一緒に味わうことができます。
※当院では無痛分娩は行っておりません。
LDRとは、Labor(陣痛)、Delivery(分娩)、Recovery(回復)
という意味で、LDR室は三つの機能を兼ね備えた分娩室です。
従来の出産システムでは、妊婦さんは陣痛室⇒分娩室⇒病室と移動しなくてはなりませんでした。陣痛が強くなり分娩体制に入ってから分娩室へ歩いて移動となると、妊婦さんにはかなりの負担になります。そして、分娩後の回復時にも部屋を移動しなければいけないのは、疲れきっている妊婦さんにとって、大きな負担でした。
陣痛・分娩・産後(歩行できるまで)を1つの部屋で過ごす事ができるため、陣痛の辛い時期に分娩室に移動する必要がありません。
陣痛時は、家庭的な雰囲気のなかでリラックスして過ごすことができ、いざ分娩となるとベッドが分娩台に早変わりし、分娩の用意にはいります。
個室なので、家族と一緒に過ごす事ができ、出産の感動を共に味わう事が出来ます。
USENを用意しておりますが、御自分の好きなCDの持ち込みも可能です。聴きたいCDがありましたら、ぜひお持ちください。
LDRシステムの特長
- ・妊婦さんが部屋を移らずに済むので快適。
- ・夫や家族が立会いやすい。
- ・温かく家庭的な雰囲気の部屋に高機能な医療設備。
- ・個人のプライバシーが守れる。