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当院について

NICU(新生児集中治療室)

予定日よりも早く小さく生まれた赤ちゃんや、何らかの病気や治療が必要な赤ちゃんの入院するお部屋です。人工呼吸器による管理が可能で、赤ちゃんの状態を絶えず観察するモニターも集中管理システムになっています。

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周産期診療部

京都田辺中央病院の周産期診療センターは少産・少子化が進む中、明日を担う宝である新しい生命を救い、育て、子育て支援の第一歩としてその機能を発揮する事を目的として新設されました。同一フロアーにLDRルーム、分娩室、一般新生児室、未熟児室、病児室等を連続して配置し、また、ドアを挟んだ新生児治療室では、未熟児、新生児の治療を行うことができます。

安全で快適な出産をめざして

近年少産・少子化問題が大きく取り上げられておりますが、そんな中で体外受精等の不妊治療技術の進歩とも相まって、多胎や早産の赤ちゃんが生まれる割合が高まってきました。特に京都府では妊産婦死亡率(妊婦さんが妊娠中および分娩後42日以内に死亡する確率)、周産期死亡率(赤ちゃんが産まれる前後に死亡する確率)も下位グループに入っています。 そこで、当院ではすべてのお母さんが安全に健康な赤ちゃんを出産できるように、総合病院の中の産婦人科としていろいろな合併症(喘息、糖尿病、妊娠中毒症、子宮筋腫等)を持ったお母さんや、早産になりそうなお母さんを赤ちゃんがお腹の中にいる間から、小児科医と密に連絡を取りながら慎重に診療させていただきたいと思います。 また、不幸にも早産となってしまった赤ちゃんにも元気に退院できるようにできるだけの治療をさせていただきたいと思います。

お母さんのおなかのなかにいるような環境

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新生児部門には新生児集中治療室(NICU)と新生児室があり、人工呼吸器も設備しており、重症新生児から正常新生児までの診療に従事することが可能です。早く生まれてきた赤ちゃんや、生まれてしんどくなった赤ちゃんにとって少しでもストレスを軽減し、健やかな発育のできるような環境、すなわち、あたかもお母さんのおなかのなかにいるような施設にしていきたいと考えています。

京都府下の周産期医療の改善に向けて、当院センターも京都府南部地区の中核病院としての役割が担っていけるよう努力していく所存です。

また、当院センターで診療困難な赤ちゃんは、より高次(レベルの高い診療ができる)施設と協力し、レベルの高い治療を施す様に心がけております。


充実したチーム医療

産婦人科医、小児科医、麻酔科医、助産師、看護師がチームを組み、専門的な治療・看護を行っています。24時間体制で母体搬送および新生児搬送の受け入れを行い、他診療科と密接な連携を取りながら、高度で総合的な医療を提供しています。

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診療スタッフと体制

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常勤医師5名,非常勤医師4名で,入院ベッド20床,1日40~50名の外来患者を2診で診療しています。

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助産師にはどんなことでも聞いてください。

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人によっては、退院後、育児に問題が出てくることもあるかもしれません。赤ちゃんの病気などについて悩んでしまうケースもあります。早く生まれたということで、ほかの赤ちゃんと違うというギャップを受け止めることができない場合もあります。普段だったら気にならないようなことでも、気になってしまうこともあります。

そんな時は助産師に何でも相談してください。
京都田辺中央病院では、助産師保健指導外来や育児指導を行っています。

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助産師保険外来

外来担当表