当院について
胎児超音波画像遠隔診断システム
システムの概要
京都府立医科大学附属病院産婦人科教室と連携病院との間に、専用ネットワーク回線を構築し連携病院での胎児の超音波4D(立体画像・動画)・2D(平面画像)デジタルデータを府立医大の医師もリアルタイムに診断コンサルティングすることが出来るシステム。
システムの効果
- (1)当院において胎児異常が疑われた症例について、胎児の病態・重症度などを府立医大附属病院の医師が診断コンサルティングすることにより、迅速かつ適切な治療を図る。
- (2)府立医科大学附属病院に紹介・搬送する前の一次審査として、事前に搬送の是非を判断することにより、妊婦さんの負担軽減を図る。
このシステムにより、患者さまが京都市内の大学病院まで行っていただくことなく、地域の病院で診断及び治療が可能になります。
また、当院受診の妊婦さんやお腹の赤ちゃんの病態、重症度を高次医療機能を有する大学病院の先生方にリアルタイムに診断していただくことができますので、診療の質の向上も期待できます。
全国でも他に類を見ない画期的なシステムの導入により、京都府下の周産期医療の更なる充実が図れ、皆さまへ安心安全な医療、分娩環境の提供が行えることと期待しております。